本日、自転車、冬眠から覚めました。今シーズンのスタートです。
自転車に乗っている時の風を感じるのが好きです。なぜって、子供の頃のわくわく感を思い出すから。
子供の頃から今に至るまで、ずっと小柄な私は、何をやっても、人より出来るのが遅かった。
自転車もそう。
でも、子供ってあきらめませんよね。「あきらめる」という発想がない。
自分は乗れないのではないか、なんて、少しも考えなかったのではないかな。
周りの友達は、みんな乗れるようになっても、あまりあせらなかった。
乗れるようになると、信じていた。というよりも、”分かっていた”というほうが近い。
そして、乗れるようになった瞬間のこと、よく覚えているのです。
「あれ、乗れた。簡単じゃん。」
乗れなかったのが不思議なくらいに、当たり前に乗れる。
その瞬間にたどり着くまで、あきらめなかったら、必ず乗れる…。
子供の頃のこの感覚、大人になっても、いえ、大人になったからこそ、思い出して前進したいなと思います。
ところで、今シーズンのスタートを前に、自転車屋さんに点検をしていただきました。
これが、楽しかった。
当たり前ですが、この自転車屋さん、自転車が大好きなのですね。
色々、細かく説明してくださる。当然くわしい。
その点検が、ライブかショーのように感じましいた。
私は、その道のプロや、マニア、オタク(自転車屋さん、ごめんなさい。)の方の話を聞くのが大好きです。興味がなかった分野のことでもです。
知識が増えるのはもちろんですが、それよりも、その方の熱いエネルギーが伝わってくるのが、とっても楽しいのです。
私のママチャリは、プロによって物質的に整備されるとともに、熱氣が注入された感じ。
とても楽しい時間でした。